パチンコ台液晶を利用したモニタの製作1〜まだ製作中〜





●漁ってると…
何か良いパネル無いかな〜と、某ネットオークションを漁ってた時に見つけた液晶。
それがパチンコ液晶との出会いです。
色々調べてみると何件か製作例がhit。
そんなこんなで2個入手しました(ぉ



●どんなパネル?
今回入手したのは、東芝松下ディスプレイテクノロジー製のLTM084P363というパネルです。
このパネルは、画面サイズが8.4インチ、解像度が800×600ドットの俗に言うSVGAで、6bitDigitalのモノです。
サーバー等のメンテナンスとかに良いサイズですよね。
入手した情報の中では、タッチパネルのユニットを取り付けて車載PCのモニタや、
古い一体型Machintoshの本体に組み込まれていました。
どうも、東芝のLTM08C351とピン並びは一緒のようで、ぐぐれば詳細情報が出てきます。



●まずは信号線接続
とにもかくにも、信号線の配線をしなければどうにもなりませんが、
難儀な事にフィルムケーブルを刺すタイプのコネクタが取り付けられていて、
どうしてやろうか悩んだ挙句、結局直接ハンダ付けする事に決定。
それでも、ピンピッチが1mm程度のコネクタな上にスペースが小さいので、
まず、必要ないコネクタを取り外すことに。


あとは根性でケーブルを付けていきます。
そして出来上がりがこんな感じ。


動作確認が取れたら、ホットボンドや接着剤などで固定して置いた方が良いでしょう。
ちなみに、今回はCoCoNetのC-100Kを使用しました。
けど、何かおかしいんですよねぇ……。グラデーションが。
配線の盛り換えの必要があるようです(^^;



●フレーム製作〜けど途中
今回入手した液晶は、パチンコ台から外された状態でしたので、元々のケースがついていましたが、
せっかくなのでアルミ材でフレームを組むことに。


裏っ側はこんな感じ。けど変更するかも。


ちなみにこのフレームのLアングルの部分ですが、ホントは1発でC型に曲げる予定だったんですが、
切り欠きを入れる方向を間違ったのでこんな感じに( ̄▽ ̄;
アルミ溶接なんか自分で出来ないので補強もこんな感じで、ちょっと萎えますが。
これも、カメラ用の雲台が使えるように、1/4インチのタップを切っています。
流石に3mm厚のアルミアングルには、ボルトを無理矢理ねじ込む技は使えなかったようで(^^;
ちなみに、会社の工具にはお世話になりました。
普段、仕事で便利な道具使ってると、手のこ引く気なんざ起きないのと、家にバイス台なんてないので。



●とりあえず使ってると

取り合えず使える状態なので普段から使ってるのですが、
ある日突然、ジジジ…という音とともに煙吹きやがりました( ̄▽ ̄;
で、よく調べてみると、インバータから液晶のCCFLに繋いでるケーブルが外れ、スパークしたようです。
しかも、仮にテープ巻いてた状態なので、そのテープまで焦げてやがりました。


仕方ないので、元々ついてた基板からチップコンデンサとコネクタを外して無理矢理移植。
ほんとは良くないみたいですが、これでも点灯してるようなので良いかな〜と。





しかしなんだ、全く写真あらへんなぁ…。

続く
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